映像編集の迷宮。 |
| ここのところ連日夜通し映像編集に没頭しており、かなり不規則な生活をしている。今は他の作業と並行しながら高橋さん・岸さんの「オープニングムービー」の編集を行っている。結婚披露宴などの「記録ビデオ」の場合はドキュメントだから、「映像の骨子」が成立している成り行きを撮影してそれを編集すれば良いので編集も淡々と行えるが、この「オープニングムービー」という映像商品は、ストーリーと構成があって成立しているものですから、そうはいかない。事前に構成をしっかり練っていたとしても、編集の時点でかならず「映像編集の迷宮」に迷い込んでしまうのだ。 果たしてこれでお客さんに受け入れてもらえるのだろうか、おもしろいと思っているのは俺だけじゃないのか、プレビューしながらいろんな思いが頭の中をよぎる。創っている自分だけおもしろいと思っているようではただの「一人よがり」ですから、他の商売もそうかもしれないけど、そんなことやってるといずれ「敗北」してしまう。だから尚更、テレビや映画を観て目が肥えたお客さんを楽しますことは容易な事ではない。 映像ビジネスは、観る客(ゲスト)に受け入れてもらえると、すべてにおいてよい風が吹く。不思議だ。けど、つまらない映像だったら「あそこの映像は、おもしろくない」というレッテルが貼られ勢いも衰える。 映画ビジネスを観ているとわかるだろうが、一作目がヒットするから二作目が生まれるのであって、ヒットしなければ二作目はないのだ。これはシリーズものに限った話ではなく、ストーリーや話題性はもちろん、旬の俳優や女優や監督の名前などでもその映画の興行成績が決まる。映画はファンドだから、投資した資金(製作費)を絶対に回収しなければならない。投資した金額以上の興行収入を上げれば利益が生まれ、資金の投資元と映画会社が儲かるようにできている。客が入らず閑古鳥がなく悲惨なもの創ると、それを回収するどころか赤字でにっちもさっちも行かなくなるというのが、映画ビジネスの怖いところなのだ。 映画と自分の商売を比較するのはおこがましいが、理屈は一緒なのである。要は「人気」がなければ廃れていくし、極論言えば「客が悦んだのか、悦ばなかったのか」が映像ビジネスの場合、内容の大小にかかわらず重要だと思っている。この責務は毎回プレッシャーだが、これが「今度も客をより楽しますおもしろいものを創ってやるぞ」という原動力にもなっているのは間違いない。これがなくなった時は退場だな。 本日のD.I.P FACTORYブログランキングを観る |
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Author:漆山弘志
1971年山形市生まれ。アームレスリング世界チャンピオン南波さんのジムで10年間アームレスラーとして活躍後、「あぶない刑事」「はみだし刑事」などのアクションを演出する高瀬将嗣氏主宰のガイズエンターティメントに所属し俳優としての活動を展開、同郷で日本映画界の巨匠・村川透監督のご好意で村川作品を中心に活動する。
現在地元山形へ帰郷し、独自の映像制作事業を展開しながら充電中。
映像制作 D.I.P FACTORY
990-2367
山形市すげさわの丘15-4
電話&FAX 023-645-2570
(自宅兼用)
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※このDVDは映画祭素材として制作した非売品の為、販売は一切出来ません。

村川透監督の第一回「村川透映画祭」を編集したDVD。村川監督、ゲストの柴田恭兵さん、そしてシネマパーソナリティー荒井幸博氏が繰り広げたシネマトークショーを収録。
「はみだし刑事」の現場で村川監督と柴田恭兵さんには何度もお世話になっているので、私にとっても感慨深く忘れられない最高のトークショーになりました。

村川透監督の映画祭上映用に制作したDVD「The Legend of 映画監督 村川透」。
村川監督の幼少時代から助監督を経て、監督として活躍している今日までを貴重な写真と映像で綴ったものです。
私個人としても、これを作らせてもらえたのは大変光栄な事でした。村川監督、ありがとうございました。