過去の足跡 |
| 昨日の午後何気なくテレビを観ていたら、土曜ワイド「東京山形殺人ルート」の再放送がon airされていた。 今から5年くらい前の作品になるが、高橋英樹さん、愛川欽也さん、森本レオさんらが主演する西村京太郎鉄道サスペンスである。演出は我が師匠村川監督。 私も山形県警の三浦刑事という配役で村川監督にキャスティングしてもらった作品だ。 当時は大御所の高橋英樹さんや愛川欽也さんと芝居をするというプレッシャーで、現場では緊張のあまりチビリそうだったのを思い出す。山形駅に降り立つ二人の刑事を出迎えるシーンや蔵王山頂での遺体遺棄現場を説明するシーンなど、1シーン1シーンを久々に見入った。 当初から「山形訛りの刑事」をやってみようと考えていたのだが、どう観ても作りすぎた役....。 当時から「今回はやり過ぎたなぁ」と反省していたけど、改めて観てあまりの臭さに余計に恥ずかしくなった。 その時はそうしたいと思って作った芝居も、今となっては違う自分が「NO」を突きつける。 「当時の自分」も「今の自分」もその時代を懸命に生きているのに。 きっと無意識のうちに感性も感覚もどんどん変えながら生きているんだろう。 時に過去の足跡を振り返ってみるのもいいものだ。 過ぎ去った過去から何を得て、どう前進していこうとするのか。 残酷だけれど、人間は常に過去を捨てる作業をしていかないと新しい自分にはなれないし、チャンスも入ってこない。 すべてを捨てるという事ではなく、得ようとする目的のために古い考えや物を捨てていく。 この「捨てる」という作業が上手に出来ないと人間、前には進めないものだ。 最近自分はこの「捨てる」という作業が出来ているか。 己に問いたい。 |
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Author:漆山弘志
1971年山形市生まれ。アームレスリング世界チャンピオン南波さんのジムで10年間アームレスラーとして活躍後、「あぶない刑事」「はみだし刑事」などのアクションを演出する高瀬将嗣氏主宰のガイズエンターティメントに所属し俳優としての活動を展開、同郷で日本映画界の巨匠・村川透監督のご好意で村川作品を中心に活動する。
現在地元山形へ帰郷し、独自の映像制作事業を展開しながら充電中。
映像制作 D.I.P FACTORY
990-2367
山形市すげさわの丘15-4
電話&FAX 023-645-2570
(自宅兼用)
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※このDVDは映画祭素材として制作した非売品の為、販売は一切出来ません。

村川透監督の第一回「村川透映画祭」を編集したDVD。村川監督、ゲストの柴田恭兵さん、そしてシネマパーソナリティー荒井幸博氏が繰り広げたシネマトークショーを収録。
「はみだし刑事」の現場で村川監督と柴田恭兵さんには何度もお世話になっているので、私にとっても感慨深く忘れられない最高のトークショーになりました。

村川透監督の映画祭上映用に制作したDVD「The Legend of 映画監督 村川透」。
村川監督の幼少時代から助監督を経て、監督として活躍している今日までを貴重な写真と映像で綴ったものです。
私個人としても、これを作らせてもらえたのは大変光栄な事でした。村川監督、ありがとうございました。